湯灌のすすめ・・・・・動画は下のほうにあります↓

湯灌とは?(Wikiペディア)

突然ですが、「私が葬儀屋になったわけ」でもお話したとおり、私自身は両親の葬儀を大失敗いたしました。
特に母の葬儀はまさに「後悔のかたまり」であったわけです・・・・・が、唯一つ、良かったなと思えることがありました。
それがこの「湯灌(ゆかん)」です。

湯灌の準備、末期の水、ご洗髪、ご洗体、身支度、ご納棺

湯灌がなにか?はWikiにお任せするとして、何が良かったかというと?
ご遺体が本当に綺麗になります・・・

さして長くなかった闘病生活でも、母の遺体の状態は文字通り必死に病魔と戦ったその抜け殻と化していました。
臨終直前の形相こそ消えておりましたが、自分の記憶に残る、あの母親の優しい笑顔と同じ面容とは思えませんでした

そして、業者さんの勧めもあり「湯灌」を執り行うことといたしました。

当初、自分よりも妹のほうが「今更風呂に入れるなんて、おかあちゃんが嫌がるんじゃないか」と訝っておりましたが
「お肌を見せることはありません」の説明に、最後だからそうしてあげようということになったのです。

当日、湯灌車(専用車があるんです)が到着・・・実際の作業を同じ部屋で、遠目に眺めていましたが・・・・
ただただ驚きの連続でした。説明どおり、不思議なくらい肌をさらすことなく、乱れていた髪も、顔色艶も、詰められていた綿も・・・・
そして何よりよれよれだった病院での浴衣から、本人の好きだった服に着替えさせての納棺

それはまるで魔法を見ているようで、初めは「へぇ・・・」「ほぉ・・・」の連発でした。
徐々に作業が進むにつれ、母の遺体は綺麗に綺麗に「仕上がって」いったのでした

髪に櫛を入れ、うっすらと化粧を施した母の顔といえば・・・・消えかけていた記憶に残る、あの寝顔でした。
棺に入った母の姿はまるで「死」を感じさせませんでした。緩やかな時間の布団に横たわったその寝顔は、おくりゆく自分たちに
おくられゆく彼女からのメッセージが聞こえてくるようでした。在りし日の姿や、母とかわした一言一句、叱られてひっぱたかれたことや
思いっきり反抗していた自分に向けた悲しい眼差し・・・一つ一つが妙にリアルに脳裏によみがえってきました。

去りゆく最愛の人との、限られたわずかな時間を共有する大きな足がかりになってくれたのが湯灌でした・・・・・・・・

確かにこのサービスは決して安価なものではありません。我々葬儀屋よりずっと特殊技術ですから・・・・・
が、私はあえてこのサービスを「自分の経験」からお勧めいたします

限りあるご予算の中ででもお耳を傾けて頂けるよう、通常の「湯灌サービス」と、ご利用しやすい価格の「メイク納棺」の二種類を
ご提案しております。

<湯灌サービス>   84000円   東京・埼玉

お式にかかる時間はおよそ一時間半ですが、ご遺体の状態等により多少変わります。
また、ご自宅にバスタブを持ち込めない状況でも他の手段を利用して行うことが可能です。

<メイク納棺>   52500円  東京・埼玉

こちらの所要時間は約一時間弱です。
予算は抑えたいけどやってあげたい・・・という方にお勧めいたします

詳しい内容については 0120-006594までお気軽にお尋ねください

動画はこちらから 画面左のメニューよりご覧ください